このたび、クロスバイクを買いました。FUJIのRAIZ(ライズ)というモデルです。
今まで電車通勤をしていましたが、電車のストレス軽減や交通費の節約を考えてクロスバイク通勤をすることに。
通勤用クロスバイクなので、最低限のスペックがあれば十分と思い、予算5万円で探しました。
今回は、クロスバイク購入までの流れなどを紹介します。
クロスバイク購入に至った経緯
以前は「電車+駅からママチャリ」で通勤していました。
ところが、雨の日の傘さし運転や坂道走行、あと濡れるのが嫌になってきて。
かといって、カッパを使うのも微妙。
そこで、家から自転車で通おうと。
自宅と職場の距離は片道10キロほどで、ママチャリはキツイ。あと坂を押すのもしんどい。
坂をスイスイと登っていく電動自転車はよくいたので、真っ先に思い浮かんだのが電動のママチャリ。
電動自転車について調べてみると、おすすめの大手メーカーで予算は10万ちょいということがわかりました。
ネット検索では限界があり、自転車専門店のサイクルベースあさひに行くことに。
どこのメーカーか忘れましたが、上記の3メーカーのどれかを紹介されました。
しかし、片道10キロの通勤での使用ということを改めて説明し、おすすめの車種を聞いてみると、
「スポーツタイプにしては?」と提案あり。
スポーツタイプなら坂は普通に登れるとのこと。
あとは、電動自転車に比べると安い。車体が5万程度。(実際には、備品や保険が加わるから+3万円くらい)
なにより、電動自転車は5キロ圏内の走行向けで雨にも弱いそうです。
ということで、当初予定していた電動自転車という案から一転、スポーツタイプのクロスバイクを購入することにしました。
初心者向けクロスバイクの選び方
クロスバイクの知識はゼロだったので、グーグル先生やユーチューブでおすすめのクロスバイクを探しました。
そこで見つけたのが「けんたさん」というユーチューバー。
クロスバイク関連のYouTubeで再生回数が1番多く、コメント欄も好意的でアンチがおらず、イケメン(関係ない)。
そして、けんたさんが初心者向けに予算5万でおすすめのクロスバイクを紹介している動画を発見。
こちらの動画の情報をメインに探すことに。
と思って調べたけど、動画が古い。(クロスバイク購入時で5年前の動画)
なので、こちらの動画で紹介されているクロスバイクは現在はモデルチェンジしていて、全く同じものはなさそうと。
また、いろいろな動画を見て「タイヤは太め」がいいということがわかりました。
タイヤが太いほうがパンクしにくく、転びづらく、乗り心地もいいとか。(初心者うれしい)
あとは、値段と見た目も大事ですよね。
ということで、ぼくが考えた初心者向けのクロスバイクの選び方をまとめると、
メーカー | けんたさんオススメ |
タイヤ | 太め(30c~) |
予算 | 5~6万円 |
デザイン | 自分好み |
あらためてけんたさんの動画を探してみると、2017年(上記のよりは新しい)にも予算5万円で紹介されていました。
初心者向けおすすめのクロスバイク
これらの条件をもとに、2020年モデルのものを探しました。
その結果見つかったのが以下のとおりです。
メーカー | 車種 | 値段 |
GINAT | ESCAPE R3 | 5,2000円 |
TREK | FX 1 Disk | 5,5000円 |
ブリヂストン | CHERO | 5,5800円 |
Bianch | C・SPORT | 5,9800円 |
FUJI | RAIZ | 5,9000円 |
全部ネットで見ただけですが、デザインの好みも含めて希望にあったモデルがこれらでした。
どれも最新モデルなので、予算ギリギリの値段ですが、実際に店頭で探してみると2019年モデルが値下げされていることが多々あります。
その代わり、サイズやカラーが在庫限りなので好みのものを自由に選べませんが、よりコスパ良く買うためには型落ちモデルを選択するのがオススメです。
ぼくも最終的に2019年モデルを購入しました。
ネット通販と店頭で探した結果
上記の車種を候補に、実際に店頭へ探しに行きました。
まずは、電動自転車を見に行ったサイクルショップあさひから。
サイクルショップあさひ
サイクルショップあさひでオススメされたのは、ジャイアントのエスケープR3です。
2019年モデルが値下げされて、5万円以下で販売されていました。
カラーはオーシャングリーン。
こちらはタイヤが28cで希望よりは細かったのですが、ジャイアントのエスケープR3というのは初心者向けの代表的なモデルだそうで、なによりも色が好みでした。
おすすめされた時は「これでいいじゃん」と思ったのですが、念のためジャイアントのエスケープR3についていろいろ調べてみようと考えて購入を保留して帰宅。
そして、これにしようと決めて後日買いに行くと、
売り切れ。。。
そこで、次の選択肢に考えていた、フジのライズ。
サイクルショップあさひは、ネット通販もやっています。
そこでフジのライズが売っているのを見つけていたので、ネット通販について店員さんに確認。
すると、キャンセル不可とのこと。
サイズが合わなかった時にどうしようもないです。
悩んでいると「ワイズロード(スポーツサイクル専門店)で試し乗りをされてもらっては?」と。
そこで、近くのワイズロードへ。
ワイズロード
ライズの希望サイズの在庫の有無を電話で確認してから、ワイズロードの池袋チャーリー店に行きました。
そちらでは、フジのライズは15と17の2サイズ在庫があり、両方試してみることに。
またがってみると、当初予定していたサイズ15ではなく、サイズ17が合っていることがわかりました。
さらに、サイズ17であれば、型落ちの2019年モデルがなんと25%オフで44250円。
しかし、カラーはマットブラック。
ライズのオーロラホワイトが欲しかったので悩む。
あと、フジのライズはほかのクロスバイクに比べて、前傾姿勢がきつく、ハンドルが短めとのこと。
その分、スピードが出せるそうですが、スピードはあまり求めていなかったので、悩みました。
また、ほかのオススメとのことで、TREKのFX 2Diskもまたがってみました。
実際にまたがってみると、サドルはやわらかく、ライズよりも姿勢は楽。
ハンドルもライズより長く、自然な位置で握りやすい。
さらに、ディスクブレーキという高性能のブレーキで雨の日でもピタッと止まってくれるとのこと。
ただし、定価なので7万円近くしました。
ワイズロードでFUJIのRAZIを購入
フジのライズとトレックのエフエックス2を比較すると、
RAIZ | FX 2Disk | |
タイヤ | 32c | 35c |
ブレーキ | Vブレーキ(普通) | ディスクブレーキ(高性能) |
姿勢 | キツイ | 楽 |
値段 | 4,4250円 | 6,6000円 |
あとは、デザインについては、ライズのほうが好みでした。
ライズは車体の「FUJI」のマークがいい感じに見えづらいです。
一方でトレックは、黒いフレームに白で「TREK」と入っているので結構目立つ。このデザインが個人的には微妙。
また、ライズのほうが車体がシュッとしている印象がありました。
ブレーキについては、別にVブレーキでいいやと。
今ではディスクブレーキがこの価格帯のクロスバイクにもつくようになったけど、昔はほとんどがVブレーキだったそうです。
タイヤとサドルはあとで変更できるので、ライズに乗ってみて無理だったら変えるという選択肢もあります。
そして、やっぱり値段の差が大きかったです。
車体の値段に保険やその他備品(ライト、スタンド、鍵など)でプラス3万円程度になることを考えると、少しでも安いほうがいいと思いました。
ということで、フジのライズを購入。
購入したクロスバイク
購入した翌日に、簡単にメンテナンスの方法を教わってから引き取りました。
スタンドは別途購入して取り付けてもらっています。
全身マットブラックのシンプルな見た目ですが、だからこそのかっこよさがあるように思います。
購入後すでに100キロ以上は入っていますが、心配していた姿勢やブレーキについては問題ありません。
ママチャリでは億劫だったちょっと遠くのラーメン屋さんにもサクッと行けたりして便利さを感じています。
まだスピードを出すことや、車道での走行に慣れていないので、通勤所要時間は電車のときとあまり変わりませんが、これから時短できてくるでしょう。
まとめ
今回はじめてのクロスバイクを購入するにあたって、車種選びから店頭での実際の購入に結構てこずったと思います。
クロスバイクの購入を決めてから、おそらく1ヵ月くらい時間がかかったのでは?
- 欲しい車種の在庫があるか、事前に電話で確認すべき
- 在庫限りの商品は売り切れてしまう可能性があること
- 実際に、またがってみないと適切なサイズが選べない
ということを初心者は気を付けていただけたらと思います。
ちなみに、後日別の店舗のワイズロードに寄った際には、チャーリー店にはなかったジャイアントのエスケープやジオスのミストラルなどがありました。
店舗によって、品ぞろえに特色があるのかもしれません。
在庫については、事前に電話で確認してみるのがおすすめです。