今回は出勤初日に必要な持ち物を紹介します。
はじめての転職で不安・・・
出勤初日に必要な持ち物はなに?
はじめての転職で、しかも初日はとても不安ですよね。人間関係や仕事内容などいろいろ不安はあると思いますが、今回は持ち物にしぼったお話をします。
はじめから忘れ物などしたら印象が悪くなるかもしれません。なので、ぼくが実際に転職した際の持ち物をもとに、転職初日に必要とされる持ち物について紹介します。
第一印象は大事です。この記事を読んで、持ち物を万全な状態で出勤し、無事に初日を乗り切りましょう。
会社員として転職初日に必要な持ち物
ぼくは有給消化中に面接担当者や配属される店舗の管理薬剤師に連絡を取り、最低限の持ち物を確認して出勤しました。まずは、薬剤師としてではなく、会社員として必要な持ち物が下記の通りです。
- 年金手帳
- 雇用保険証
上記は必ず持ってくるように言われました。これらは、仕事で使うというよりは、会社員としての契約やらで必要になるものかと思います。
ちなみに、ぼくは雇用保険証は見つけたものの、年金手帳は紛失していました。なので、年金手帳は再発行して、会社に提出しました。
ぼくと同じように、年金手帳をなくしてしまったというかたはこちらを参考にしてください。
→『Q. 年金手帳を紛失したのですが、再発行はできますか。』
薬剤師として初出勤日に必要な持ち物
薬剤師として仕事をする上で必要なものが下記の通りです。
- 仕事用のサンダル
- 筆記用具類(黒と赤のボールペン、マジック、ハサミ、メモ帳)
- 保険薬剤師免許証
これらは、調剤薬局で働く際に必要になるものです。以前の職場で使用していたものをそのまま引き続き使用すればいいでしょう。
ぼくは以前の会社では手書きの薬歴だったので、書きやすいジェットストリームのボールペンを使用しています。電子薬歴になると、あまりボールペンを使う機会がありませんが、メモなどする際には必要です。
また、散剤などの計算式は処方箋に直接書いていました。そのため、あとで消せるようにフリクションボールペンを使用していました。これは前の会社の指定が赤だったので、引き続き赤色のフリクションボールペンを持っています。
転職先の薬局では、赤のボールペンを使う機会はほとんどありません。散剤の計算式もどこかに書くという決まりはなく、暗算でやっている薬剤師もいます。
そのため、なくてはならないというものではないです。ただ、もし処方箋に何かを記録する習慣がある薬局なのであれば、消せるフリクションボールペンは必須でしょう。本来は処方箋への記載は禁止されているので。
マジックやハサミについては調剤室内に共用のものがある可能性が高いですが、ない場合もあるので、持っていったほうが安心です。
メモ帳は必須です。はじめはいろいろとメモして覚えなきゃいけないことがたくさんあるはずです。
保険薬剤師免許証ついては、薬剤師の登録の手続きで必要になるものです。
転職でなくても店舗の異動の際に必要になった経験があるかもしれません。保険薬剤師免許証をなくしてしまう方もいるようなので、この機会に探しておいてください。もし、なかった場合には再発行する必要が出てきます。
仕事道具に会社規定がある場合は注意
ちなみに、会社によってはサンダルや文房具類にも指定があったりします。
例えば、ぼくの以前の会社では、サンダルは踵があるタイプのもので色は黒色と指定がありました。
また、鉛筆やシャーペンを調剤室内に持ち込んではいけないという決まりもあり、薬剤師はそれらを持っていませんでした。(消しカスが万が一薬に混ざると危険だからです。)
転職後の会社では、事務さんは調剤室内でも普通に鉛筆を使っていますし、踵のないサンダルを使っている薬剤師さんもいます。スニーカーでもよいと言われました。
ぼくはビルケンシュトックのサンダルを購入して、仕事用にしました。その経緯については『立ち仕事で腰痛に悩む薬剤師必見!薬局で使うオススメのサンダル!』をどうぞ。
ここらへんは、勤める会社によって異なるので、働き始める前に採用担当者や管理薬剤師に確認してください。ぼくはサンダル、ズボン、白衣のインナーについてNGなものがないか確認しました。
白衣や印鑑は会社が用意してくれた
白衣については、勤務先が用意してくれたので、自分で持参はしていません。転職前の会社も、会社独自の白衣を作っていました。
ただ、中には自分で白衣を準備する会社や病院もあるかもしれません。看護師の友だちはナース服を自分で購入していました。白衣をどうするかについては、初日の出勤前に話があるはずなので、確認しましょう。
印鑑についても、会社の方で用意してくれていました。以前の会社で使っていた印鑑については、退職時の返却するよう指示されていたので、もし自分で印鑑を用意するよう言われたら困ってしまうところでしたが。
保険証の返却も忘れずに
最後に、事務的なことに、保険証の返却というものがあります。保険証を見ていただければわかりますが、会社名が記載されています。会社が自分の代わりに社会保険の手続きをしてくれているのでしょう。
今まで使っていた保険証は前の会社に返却しなかればなりません。82円切手をコンビニで買ってポストに投函してもいいですし、万が一のことが不安なのであれば郵便局から簡易書留で送ればよいでしょう。ぼくはコンビニで封筒と切手を買って、添え状などは特に同封せず、保険証のみ封筒に入れてポストに投函しましたが、退職処理はちゃんと出来ました。
まとめ
実際働いたあとで考えてみると、最低限の年金手帳と雇用保険証に加えて、薬剤師としての仕事ができる格好があれば大丈夫でした。細かいことは出勤前に電話で確認しましょう。