3日目は主に移動。
ヌワラエリヤのホートンプレインズ国立公園に行きたかったので、1日使ってヌワラエリヤまで行くスケジュールを組んだ。
途中、キャンディでバスの乗り継ぎをするついでに、キャンディを少し観光しようと。
ちなみに、キャンディからヌワラエリヤは有名な紅茶列車が通っている。
けど、ちょうどいい時間の列車がなかったのと、ヌワラエリヤからキャンディに戻るときに紅茶列車に乗ることにした。
そのため、この日はキャンディからヌワラエリヤはバスで行くことにした。
シギリヤからキャンディ
朝食は岩見荘で済ませた。
フルーツの盛り合わせは前日と同じ内容。
2皿目は、前日はトーストとオムレツだったけど、この日はロティとオムレツ。(逆かも?)
さらに、3皿目にストリングスホッパーも出てきた。これは昨日はなかった。もともとメニューが決まっているのか、その日の気分によって違うのかはよくわからない。
あとは、コーヒーor紅茶がついてくるのは同じ。
8時半だったかな?タクシーでダンブッラへ。初日に乗ったウーバーのタクシーよりも全然快適。宿で手配してくれるものは、ランクが違うのかも。
8:45にダンブッラへ到着。ご一緒させていただいた方と記念写真を撮ってお別れ。
ダンブッラからキャンディへバスで行く話はドライバーにしてあったので、バスの停留所のようなところで停車してくれた。
ターミナルというよりは、道路沿いにいろいろなバスが停車しているだけ。2日目に行ったレストランの近くだったような気がする。
ちょうどキャンディ行きのバスが発車するところだったので、タクシーのドライバーが止めてくれて乗り込むことができた。
そこを出発したあとは、ダンブッラバスターミナルに寄ったが、ターミナル内には入らずに道路沿いで停車しただけだった。ダンブッラ→キャンディ行きのバスは、ダンブッラターミナル内にはないのかも?
自分が乗ったバスもターミナルにあるようなバスとは違って、少しコンパクトなタイプ。AC付き。500ルピー。
左側は一列となっているので、ひとり旅の人にはおすすめ。乗車時は混み合っていたので補助席に座ったが、席が空いたあとは左側の一人席に座ることができ快適に過ごすことができた。
10:40分にキャンディへ到着。
下車後にバスを確認したけど43アヌラーダプラ→キャンディ行きのバスだったよう。アヌラーダプラからの途中にダンブッラがあったのかな。
事前に調べていたキャンディのバスターミナルへ。ヌワラエリヤ行きのバスはAC付きは40分ごとってことだと思う。
バスターミナルにトイレがあったので寄った。40ルピー。用を済ませたらトイレ入口の係員に支払い。普通にキレイだったと思う。
まずはセントラルマーケットへ。
マーケット内にあるレストランでランチ。
例のごとく、店に入って適当に目があった店員さんに「Can I have rice&curry?」と話しかける。
ベジカレーで言ったつもりだったけど、やたらと「フィッシュ?フィッシュ?」と聞いてくるので、仕方なくフィッシュを注文。
すると、ランプライスのようなものが到着。
てっきりベジカレーのような見た目で、カレーの具材がフィッシュになっているだけだと思ったので、フィッシュカレーを頼んだんだけどって言うと、これがフィッシュカレーだよって言われる。
食べてみると、たしかにライスの中に丸ごと揚げた鯵みたいな魚が入っていた。
そして、おいしい。
サフランライスはふんわりとしているし、カレー味だけでなくて、甘辛い佃煮のような味付けのものも入っている。右下にあるコロッケのようなものも入っていたり。
ベジカレーのいわゆるカレーライスのようなものもおいしいが、そればかりでは飽きてしまう。店員さんの押しに負けて、フィッシュカレーを頼んで正解だった。
食べ終わったら、入口のレジにて会計。350ルピー。安い。
食事が済んだのでマーケット内をふらふら。
セントラルマーケットは1階はいわゆる市場のような感じでお肉屋さんがあったりするが、2階にあがるとお土産屋さんがある。
昨日のジープサファリですっかりゾウにはまってしまったので、ゾウのマグネットを購入。150ルピー。
次は、Mlesna Tea Centreへ。
ムレスナティーはスーパーにも売っているが、専門店のほうが品揃えが豊富とのことで寄ってみた。たしかにたくさん種類があって悩む。そして、事前に調べていたよりも値段が高い。
一旦保留にして、ほかのお土産屋さんを見て回ることに。
LUV SL、Laksala、Cargills Food Cityなどに行ってみたが、特にほしいものは見当たらず。
結局、Mlesna Tea Centreに戻ってきて、事前にチェックしていたサワーソップティーを購入。1,310ルピー。
ちなみにこのサワーソップティー、帰国後に妻と一緒に飲んだみたら、めちゃめちゃ評判だったのでおすすめ。
その後、ヌワラエリヤに向かうには少し早かったのと、トイレに行きたかったこともあって、事前に調べてあったカフェに向かった。
ムレスナティーの道路はさんで向かい側にある「The Bake House」へ。
店頭のショーケースにケーキがたくさん並んでいるので、食べたいものを選んで店員さんに注文。どれでもよかったので手頃でお釣りもキリが良くなるチョコレートケーキにした。150ルピー。
持ち帰りかイートインか聞かれたのでイートインでお願いすると、ケーキがのったお皿を渡される。自分で席まで運ぶスタイル。店内にも店内さんがいて案内された。
ドリンクは飲む?って聞かれて、せっかくだから紅茶を飲もうと思いドリンクメニューをもらったのはいいんだけど、「SOFT DRINKS」を見ても紅茶らしきものが見当たらず。
紅茶がどれかわからず「Can I have tea?」って聞くと「どれ?」って言われてメニューを指さされた。
気付かなかったけど、三つ折りのメニューの真ん中のページに紅茶やらコーヒーがちゃんと載っていた。
スリランカではミルクティーが定番のようでミルクティーを注文した。たしかミルクティーが一番安かったと思う。150ルピー。
味のほうはというと、コンビニで買ったケーキと午後の紅茶ミルクティーって感じ。
っていうとディスっているような感じに聞こえるが、これが300ルピー、つまり150円くらいで、しかもキレイなレストランで食べられるのだから全然良い。
食べ終わって支払いを済ませるときにトイレ借りられるか聞いたら、上の階にあるよってことで階段をのぼって行ったら、めちゃめちゃキレイなトイレだった。
しかも個室の中にペーパーを入れるゴミ箱がなかったので、流していいんだ??と思って紙を流してしまった。(見落としていただけならすみません、、)
時間も良い感じになったのでヌワラエリヤに向かうためにバスターミナルへ。
キャンディからヌワラエリヤ
バスターミナルに到着するとちょうどヌワラエリヤ行きのバスが出発するところだった。
集金係に急かされる。値段とAC付きかどうかを確認。ちょっと何言っているか聞きそびれたけど、急いでいたのもあってそのまま乗車。
このときしっかりと値段を確認しなかったことをあとで後悔することになる。
ヌワラエリヤ行きのバスはバックパッカーが多いみたいで、運転席の隣の通路に大きなバックパックがいくつか置いてあった。
自分のバックパックも、集金係が適当に置いてくれて、指示された席に座った。
ヌワラエリヤは標高が高い場所にあるので、山道を登っていく感じになる。あまり快適なバスとは言えなかったような。
ただ、それよりも不満だったことが集金係である。
出発後しばらくすると集金係がお金を集め始めた。乗車する際には数百ルピーの金額を言われた気がしたのだが、集金の際になんと1,200ルピーを請求された。
今までのバスは同じような距離でもせいぜい500ルピーほどだったので、1000ルピーを超えるなんてことは考えられない。
しかも、ほかのお客さんには口頭で金額を伝えているようだったが、自分に対しては紙に書いてきた。さらに、ほかのバスではもらうことができた切符のようなものも渡されない。
絶対ぼったくっている、、と思ったが反抗することもできないので、言われた通りに1,200ルピーを支払った。
この集金係はほかにも怪しいと思ったことがあって、ちょっとだけでいいから日本円をくれないか?というようなことまで言ってきた。(記念なのかなんなのか、もらおうとした理由はわからない)
そのときは「日本円は持っていない(実際には持っていたが)」と言うと、集金係はすんなりと諦めた。
英語でしっかりとコミュニケーションを取れないのでこちらの勘違いの可能性もあるが、それにしてもキャンディからヌワラエリヤのバス代が1,200ルピーはおかしいと思う。
そんなことがありつつ、16時頃にヌワラエリヤに到着。キャンディから3時間くらいかな。
ヌワラエリヤで宿泊
荷物を置きに宿へ向かう。
「Nuwaraeliya Hills Rest」というゲストハウスを予約していた。Booking.comの口コミに、ホートンプレインズへのツアーを手配してくれたというものがあったので。
バス停から10分ほど歩いたところにあった。
チェックインとともに翌日のホートンプレインズのことについて確認する。誤解があると危ないので、グーグル翻訳を使いながらしっかりと確認した。
タクシーが10,000ルピー、朝5時に集合、朝食はお弁当にして用意してくれるとのこと。
帰りについてはじめは、タクシーで宿に戻ってきて荷物を回収してからナヌオヤ駅に向かうつもりであったが、ホートンプレインズ国立公園から直接ナヌオヤ駅に行ってもらえるとのことだった。
荷物はどうするのか聞くと、タクシーのドライバーが預かってくれるのこと。「very safety」とか「good man」みたいなことを言っていた。貴重品は持ち歩けばいいと思ったので、荷物はタクシーに預けることにした。
翌朝はオーナーはいないからということで、宿泊代はチェックイン時に支払い。9,100ルピー。
あと、ホートンプレインズ国立公園の入場料が知りたかったので質問したら、いろいろ問い合わせの電話をしてくれていたが結局わからなかった。10,000ルピーもしないよ的なことを言われた記憶があるが、実際にはもっと高かったので危ないところだった。
その後部屋に案内されたが、特別にリラックスルームに泊まっていいとのこと。その代わりにブッキングドットコムで10点つけてくれと言われた。
別にいっか、と思って承諾。2階にあるリラックスルームとやらに案内してもらった。もともと予約していたスタンダードルームの中は見せてもらわなかったので、その違いはわからなかったが。
部屋で休憩後、ATMと夕飯や水を調達しに町へ。
まずはATMから。
バスターミナルの近くにpeople’sbankがあったので、そちらで現金を引き出した。
夕飯はスリランカで人気の南インド料理屋さんでドーサを食べることに。
スリランカにきてまでインド料理?って思ったけど、ドーサなどのタミル料理もスリランカではポピュラーとのこと。
このときになるとローカルなレストランにも慣れていた。いつも通りに店に入って、店員さんと適当に目を合わせる。
入口すぐ右手にスイーツのショーケースがあって、そこに女性の店員さんがいたので、ドーサを食べたいと言う。
あれ?伝わらない、、?
あちらもなんか言っているけど英語じゃなかったのか全然わからない。どうしようと困っていると、英語を話せるお客さんが助けてくれた。あっちで注文すればいいよと。
お菓子ショーケースを通り過ぎたところにレジがあって、そこにまた別の店員さんがいた。
こちらでドーサを食べたいというと、メニューを出してくれた。グーグルマップで確認していた見慣れたメニューだ。事前に考えていた通りに、ノーマルドーサ(150ルピー)とウルンドゥワダを注文。
あとは、席に待って料理を待つ。
しばらくして到着。
ホットケーキのようなドーサに、カレー2種類とココナッツチャトニ。あとドーナツみたいなワダ。
これが辛かった、、
カレー2種は辛いし、ワダも辛い。そして量も結構多い。口がヒリヒリしてもう十分と思いつつも、残すのも気が引けたのでなんとか完食。
この日はランチもカレーだったこともあって、もうカレー食べたくない、スパイスいらないって状態になってしまった。
そして、ついにお腹の調子も悪くなった。
おそらくスパイスのキャパを超えたんだと思う。
インドで経験したようなひどい下痢にはならなかったのが救いではあった。
食べ終わったあとは、お水を買いにスーパーへ。
事前に調べていたのはこちらのスーパー。
すぐ近くにあるはずなのに見つからない。行ったり来たりしてみたもののやはり見つからない。
ここら辺は工事していたので、もしかしたらこのスーパーも工事中でなかったのかも。ということで、別のスーパーへ行くことに。
グーグルマップでsupermarketで検索して出てきた近い場所へ行った。スーパーというよりはローカルなコンビニみたいな感じだったけど無事に水を購入。120ルピー。
これで用事は済んだのでゲストハウスに戻ったんだけど、戻る途中にあるバスターミナルにある小さいお店に普通に水が売っていた。
水を買うくらいであれば、わざわざスーパーに行く必要はなかったなぁと。
ちなみに、ヌワラエリヤは寒い。
帰り道に見かけたワンコたちも温めあっていた。
ゲストハウスに帰ってからは翌日の準備をしてシャワーあびて寝るだけだったけど、このシャワーで事件が起きた。
チェックイン時に、ホストからホットシャワーの出し方と、水圧を強めるボタンを教えてもらってはいた。
なので、言われた通りに操作して、ホットシャワーの温度を40度に設定したのに30度までしかあがらない。時間がかかるのかと思ったけど、いくら待っても30度付近をうろちょろしている。
気温が高ければ水温が低くても我慢できるけど、ヌワラエリヤの夜はウルトラライトダウンを着るくらいに寒い。
ただ、そんなことを言っても上がらないものは上がらないので、震えながらシャワーをあびる。
そんな辛い思いをしているときに、なんとブレーカーが落ちた、、
真っ暗。
不幸中の幸いというか、ゲストハウスのブレーカーが落ちるのは慣れてはいたので、最悪だわと思いつつも、電気が復旧するのを冷静に待った。
しばらくして再開後、やっぱり寒すぎるのでどうにかならないか考えたすえに、水圧を強くするボタンを試しに止めてみた。
すると、みるみるうちに温度が上昇。
無事に40度を超えた、、!
そうして、ちょろちょろと弱いけれどちゃんと温かいシャワーをあびることができた。
スパイスによるお腹の不調、寒いのにちゃんと出ないホットシャワー、人がいない静けさ(たぶん宿泊客は自分しかいなかった)でだいぶ精神的にやられた夜であった。
が、一転して翌日は最高の日になった。