今回は薬剤師の髪型について記事にしました。
髪型はあんまり短くしたくないな・・・
茶髪はいいのかな?
どこまでおしゃれしていいかって疑問はありますよね。
ぼくは、それなりの規模のチェーン薬局に以前勤めていて、いろいろな髪型の男性および女性薬剤師を見てきました。
その経験から、どこまでがOKで、どこからはアウトなのか、だいたい判断できます。今回は、そのボーダーラインを説明します。
なお、もしこの記事を参考にして上司に怒られたら、すぐに髪を切りましょう!笑
また、身だしなみだけでなく、薬剤師としての仕事初日に必要な持ち物を知りたい方は『はじめての転職で不安な薬剤師は要確認!薬局転職初日の持ち物【5選】』をごらんください。
ツーブロックは社会人としてダメ?いや、薬剤師はOK!
まずは、男性薬剤師の髪型についてお話します。
おしゃれな男性薬剤師の中には、ツーブロックにしたいって人もいるのではないでしょうか?
ところが、世間では、ツーブロックは社会人としてふさわしくないと考える人もいるようです。
- 「ホテル業にはふさわしくない」(女性/25歳/ホテル・旅行・アミューズメント)
- 「金融機関であまりないと思う」(男性/32歳/生保・損保)
- 「若い世代ばかりの会社なら良いかもしれないが、取引先ともなるとそうはいかなくなるので、受け入れられないと思うし、個人的にどこが良いのかと思ってしまう」(男性/30歳/小売店)
- 「何か社会人として粋がってる気がする」(女性/25歳/金融・証券)
社会人がツーブロックにしてもOK?→ナシ 48.4%「粋がってる気がする」「信用ならない」-マイナビ学生の窓口フレッシャーズ
そのため、薬剤師ではツーブロックは大丈夫なのかをまず説明します。
ちなみに、ツーブロックって?て人もいるかもいれません。多分、そういう人はツーブロックにしないと思うので、ツーブロックの説明は省きます。
結論からいうと・・・
ツーブロックは『アリ』です。
普通にサイドを刈り上げてるくらいであれば、全然問題ないし、そんな髪型の薬剤師もいっぱいいます。エリアマネージャーでもツーブロックの人は何人かいたので、ツーブロックは心配する必要ありません。
パーマはかけて大丈夫!くせ毛風なパーマでゆるふわに!
次が、パーマです。
これも『アリ』です。
男性、女性ともにパーマをかけたいという人がいるでしょう。ぼくも、入社時から数年間ずっとパーマをかけていました。
最近はかけてないですが、誰かに注意されたからやめたというわけではなく、かけなくても満足いく髪型になるようになったからです。あと、節約のためです。
ちなみに、ぼくがどんな髪型だったかというと『こちら』のリンク先の男性と同じです。当時はリンク先の美容師さんに切ってもらっていて、髪型も同じような感じになっていました。
今思うと、なかなか攻めていたと思いますね。若気の至りでしょう。
この髪型以外でも、くせ毛風なパーマはよくかけていましたが、注意されることはありませんでした。
入社時からずっとパーマをかけていたら、周りからするとそれが当たり前なので、この人はくせ毛なんだろうと思われると考えていたのです。
バカですね笑
ただ、途中でパーマかけるのをやめて、直毛に戻ってから、再度パーマをかけても大丈夫でしたので、くせ毛に見える程度のパーマはOKです。
パーマかけた?と気付かれることはありますが、元に戻しなさいなどと言われることはありませんでした。
また、パーマは禁止されているけど、どうしてもパーマをかけたような髪型にしたいという方は『パーマしたい社会人必見!会社にバレずにおしゃれな髪型にする方法!』が参考になります。
ちなみに、ぼくは今はパーマもヘアアイロンも基本的にはしていません。カットとワックスによるスタイリングだけでかっこいい髪型にできるようになったからです。
そのためには、美容院選びが重要です。『リップス原宿店が評判通りだったのでオススメしたい』をぜひ読んでください。
暗ければ、茶髪でも大丈夫!アッシュもグレージュも!?
次は色です。
さすがに茶髪はダメでしょ!
と思うかもしれません。
ぼくもそう考えていました。ところが、1人だけ茶髪の男性薬剤師に会ったことがあります。もちろん、暗めのトーンの茶髪でしたが、茶髪は茶髪です。その人とは何度か会いましたが、いつも茶髪だったので、とくに注意はされていないのでしょう。
また、茶髪の女性薬剤師さんはたくさんいます。中には、厳しい会社もあるようですが。極端に明るくなければ大丈夫だと思います。
ちなみに、ぼくの現在の会社では、びっくりするくらい明るい髪の女性薬剤師さんもいます。会社の規模がそんなに大きくないので、身だしなみを指導する人などもいません。また、仕事をしっかりしているので問題ないのでしょう。
前髪は気をつけよう!男性薬剤師は注意される可能性大!
最後に髪の長さです。
女性薬剤師はあまり関係ないかもしれません。
ところが、男ではこれが1番厳しいです。
というのも、髪が長いのを注意されて、切ることになったという男性薬剤師が実際にいました。とくに前髪が長いのがダメだったみたいです。
どれくらい長かったかというと、ドラゴン桜の山Pみたいな感じです。リンク先の画像を見ていただけるとわかりますが、そりゃあ注意されるわって思います。
ちなみに、その人は入社時から前髪が長くて、ずっと注意されていたらしいです。ただ、それでも改善しなかったけれど、ついに患者さんからクレームが入ってしまい、さすがに切ったという経緯があったと聞きました。
薬剤師のピアスやヘアアクセサリーは地味なものが無難!
最後にヘアスタイルではありませんが、装飾品についての注意です。
まずは、ピアスです。
仕事中はさけたほうがいいと思いますが、つけている人もいます。もし、つけるのであれば、あまり目立たない小ぶりなものにしましょう。
女性だけでなく、男性でもピアスの穴が開いている人がいると思います。ぼくの知り合いの男性薬剤師に確認したところ、さすがに仕事中はピアスはしないとのことでした。
次に、ヘアアクセサリーです。
これは、黒無地のヘアゴムが無難です。
以前の会社では、薬剤師および事務スタッフ含めて、無地のヘアゴムでないと注意される場合がありました。まあそれも、接遇マナー関係の担当者が店に巡回にきたときだけですが。
リボンバレッタなどでも、特に問題ない会社もあるので、そこは自分の会社に合わせて決めればいいと思います。
ちなみに、男性薬剤師からすると、女性薬剤師がどんなヘアアクセサリーをつけているかなんて気付きませんのであしからず。
まとめ
ツーブロックもパーマも茶髪もある程度の長髪もOKだけど、患者さんからクレームが入ったらアウトということです。
男性薬剤師の中で、どうしても髪を短く切りたくないという人は、仕事のときは清潔感が出るように髪型をセットすればいいと思います。
特に、前髪で顔が隠れるのはよくないです。逆に言えば、前髪がちゃんとしていれば大丈夫かもしれません。ぼくの今の上司でも結構前髪が長いひともいますが、目は見えるように横に流してセットしている人はいます。
ぼくも社会人なりたての頃は、あまり短く切りたくありませんでした。前髪もおろしたら、あごくらいまでの長さくらいあった記憶があります。しかし、ちゃんとセットして、前髪で顔が隠れるようなことにはならないようにしていました。
ちょっと生え際を立ち上げて、横にわければ、意外と長く見えません。ジョニー・デップのような髪型です。あと、後ろとサイドはスッキリさせていました。そのほうが髪型としてバランスがいいです。
女性薬剤師は、男に比べると、わりと自由におしゃれができるかもしれません。ショートヘアーの人もいますし、ミディアムやロングであれば、ゴムでまとめていれば大丈夫です。
モテたい男性薬剤師にオススメの髪型はショートヘアー
ここまでは、社会人になり薬剤師になってからも、なるべく自分好みの髪型をしたい方向けに、どこまでならセーフなのかを説明しました。
ただ、忠告をしておきたいと思います。
はっきりいって、ロン毛はモテません。
いや、正確に言うと、イケメンでもないのに、ロン毛はモテません。
髪型を気にするってことは、女の子にモテたいからではないでしょうか?かっこよく見られたいのではないでしょうか?
イケメンであれば、ロン毛はもちろんのこと、坊主だろうとどんな髪型でもかっこよく見えます。しかし、イケメンじゃない人のロン毛は痛いです。学生時代はおしゃれで済んでいたかもしれません。しかし、あなたはもう社会人です。
社会人になってもロン毛の男なんてかっこ悪いです。
なので、フツメンは髪型への変なこだわりはやめましょう。
そして、ショートヘアーにしてください。ショートの一択です。サイドと後ろはスッキリさせて、できたら前髪を立ち上げて、おでこを見せたほうが印象がいいです。
そして、実は見た目の問題だけでなく、薬剤師として仕事をするにおいても前髪は短いほうがいいです。
鑑査中は下を向きますよね?そのときに、前髪が視界に入るのはとても邪魔です。ぼくが実際そうだったので、身をもって知っています。下を向くたびに落ちてくる前髪をどかすのはかなり面倒です。
そして、その前髪をどかしたりしていじる動作を患者さんは見ています。中には、髪の毛を触った手で、自分の薬を扱われるのを嫌がる人もいます。そういえばぼくも、髪をいじっている男性薬剤師がいるとクレームを入れられたことがあります。(汗)
見た目、自分の仕事のしやすさ、クレームがあることを考えて、やはりショートヘアーがオススメです。ぜひ参考にしてください。