フェアバンクス到着初日。
夜遅くに到着し、空港で朝まで過ごした後、ようやく市内へ移動開始。期待していた極寒の洗礼を受けつつ、バスでの移動やサンタクロースハウス観光を楽しんだ。
そして、ランチにはローカルな人気クレープ屋へ。
朝からの行動を振り返りながら、フェアバンクスの第一印象を記録していく。
空港での夜明かし
長い移動を経て無事にフェアバンクスに到着し、空港で朝まで待機。飛行機の遅れなどで焦る場面もあったが、ようやく辿り着いたことでホッとした。



寒さ対策として厚着できる準備をしていたものの、空港内はちょうどいい温度で快適。ベンチも空いており、横になって寝ることもできた。

トイレはきれいで、ウォーターサーバーも設置されていた。飲食店は閉まっていたが、自販機でスナック類を購入できた。日本から持参したパンを食べたり、ネットサーフィンをして時間を潰す。
ホテルへの移動と極寒の洗礼
朝になったので、ホテルのシャトルを呼ぼうとしたが、空港の電話がうまく使えず戸惑う。

電話の使い方をアラスカ航空のスタッフに聞こうとしたら、アラスカ航空のスタッフが代わりに電話してくれて無事に解決。親切な対応に感謝しつつ、シャトルでホテルへ向かう。
外の景色は雪景色が広がり、とても美しい。
ホテルに到着後、少し周辺を散策することに。だが、外の寒さは予想以上で、まつ毛が凍るほど。深く息を吸うと胸が苦しく、露出している鼻や口が痛い。
これが「肺が凍る」と言われる寒さか、と実感。


主な移動手段となるバスの1日券を購入するために、トランジットセンターへ向かった。ホテル近くのバス停から、バスでトランジットセンターへ。
ちなみに、バスの運転手からも1日券が購入できると、地球の歩き方に記載してあったが、「1 day ticket」と言っても運転手には伝わらなかった。
そもそも販売していないのか、こちらの英語が良くなかったのかは不明。
とりあえず、一回券を購入してトランジットセンターへ。
市内観光とサンタクロースハウス
トランジットセンターへ移動すると、バスの本数が少ないことに気づき、急いでスケジュールを調整。周囲の雰囲気がやや治安が悪そうに感じ、変なおじさんに話しかけられる場面もあった。
スケジュールを変更し、まずサンタクロースハウスへ向かうことにした。
無事に、サンタクロースハウスへ到着。


建物の前には巨大なサンタクロースの像があり、かなりの迫力。だが、その目つきが妙にリアルで少し不気味に感じた。

店内を入ってすぐのところに、サンタクロースを発見!
一瞬人形かと思うほど静止していた。記念に写真を撮ったり、ビデオ電話をしている人がいて、微笑ましい。
自分は恥ずかしさもあり、遠くから見守るだけにした。
店内は広く、クリスマス関連のアイテムがずらりと並んで楽しい。奥には、カフェもあった。

クリスマスツリーのオーナメントと、旅行の旅先でいつも買う現地語の絵本を購入。
帰宅後に気付いたけど、間違えてスペイン語の絵本を買ってしまったようで、奥さんが落ち込んでいた(笑)
トナカイもいるとのことで個人的にはトナカイに興味があったが、寒さとバスの時間が迫っていたため、探さずに店を後にした。
バスの本数が少なったのは、少し、いや大分不便だったなぁ。
クレープランチ
ランチは、グーグルのクチコミで人気であった、地元のクレープ屋さんに立ち寄る。

ローカルな雰囲気で賑わっており、ファストフードのようにレジで注文し、番号札を受け取るスタイル。
トナカイソーセージ入りのクレープを注文。トナカイを食べることを楽しみしていたので。もう一つは、甘い系のヌッテラとベリーのクレープを注文した。

トナカイソーセージ入りのクレープは、一口食べると、クレープのパリパリ食感と伸びるチーズが絶妙なハーモニー。

トナカイソーセージ自体は、普通のソーセージとの違いがよくわからなかったが、塩気のあるチーズやふわふわのスクランブルエッグ、マッシュルーム、生タマネギのアクセントが絶妙で美味しかった。
ヌッテラとベリーのクレープは、もちもち食感。ヌッテラの甘さとベリーの酸味が絶妙で、デザートとしても最高の一品だった。

食後にトイレに行こうとしたけど、トイレの鍵の閉め方がわからず断念。海外のトイレの使い方って、たまによくわからないよね。
クレープ屋さんに行く前後で、近くのお土産屋さんにも寄った。
「Arctic Travelers Gift Shop」は、いわゆるお土産屋さんって感じで、品揃えもよかったと思う。けど、これだ!とピンとくるものはなく、結局なにも買わなかった。
フェアバンクスの街歩きを終え、午後はアラスカミュージアムへ。
初めて触れる展示や、大迫力のマンモスの骨、動物の毛皮など、見どころが満載だった。
後編では、アラスカミュージアムの様子や、夜のオーロラ観察について詳しく書いていく。