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フェアバンクス2日目:静寂の雪景色と最後の夜

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フェアバンクスで過ごす最後の1日。

前夜のオーロラ探しの疲れもあり、この日は遅めのスタートとなった。

午後からはホテル周辺を散策し、雪に包まれた森や凍った湖の風景を楽しむことに。静寂の中で自然を感じながら、最後の時間をゆっくり過ごした。

夜は、アラスカのサーモンを使ったクラムチャウダーを作り、ホテルでのんびり夕飯。帰る準備をしながら、フェアバンクスでの旅の余韻に浸る。

そして、深夜のフライトに向けて空港へ。出発前に立ち寄ったお土産屋で、思いがけず面白い発見もあった。

今回は、そんなフェアバンクス2日目の出来事を振り返る。

ホテル裏の湖を散策

夜中までオーロラを探し続けた疲れもあり、朝5時ごろにお風呂に入ってから就寝。

何度か目が覚めたものの、疲れが抜けきらず、結局14時まで寝てしまった。

ゆっくり起きて、ようやく行動開始。

フェアバンクス最後の夕方は、ホテル裏の湖を散策することに。

湖へ続く道はまるで雪に包まれた森林のようで、雪が積もった森の中を歩くと、自分の足音だけが響いていた。たまに鳥の鳴き声がするものの、それ以外はほぼ無音。

寒さは厳しいが、その静けさがとても心地よかった。

『もし野生動物がいたら…』と少しドキドキしながら進んだ。

しばらく進むと、湖に到着。

湖の上には厚い雪が積もっており、ふかふかでキラキラと輝いていた。

途中で見つけた小屋の床は凍っていて、氷の上を歩く感覚を味わうことができた。

湖の周りを歩いていると、動物のフンを発見。

「もしかしたら野生動物が近くにいるかも?」とワクワクしながら進んだが、残念ながら姿を見せることはなかった。

雪に包まれた森を歩くのは人生で初めての体験だった。

キラキラとした雪景色が美しく、『ナルニア国物語みたい』と奥さんが楽しんでいた。

ホテルでの夕飯と帰る準備

部屋に戻ってきてからは、ご飯を作って、お風呂に入って、ご飯を食べて、帰る準備。

最後の夕飯は、アラスカのサーモンを使ったクラムチャウダーに、ウインナーとアスパラ。

濃厚なスープにサーモンの旨みが溶け込み、とても美味しかった。ウインナーは、日本のものよりも塩分濃いめで悪い味がしたが、これも美味しかった。

キッチン付きの部屋は初めてだったけど、海外で料理をするのは新鮮な体験で楽しめた。

食事の後は帰る準備をしながら、フェアバンクスでの最後の夜をゆっくり過ごした。

その後、ちょうどいい時間になったので、チェックアウトを済ませ、ホテルのシャトルで空港へ。

このドライバーがなんと、前夜にオーロラ観賞中の騒音について苦情を伝えてきた人だった。

あちらが、それに気付いたかどうかはわからないけど、特にその話題には触れず、そのまま空港へ向かった。

空港でのチェックインとお土産探し

空港到着後、チェックインを済ませようとすると、預け入れ荷物に追加料金が必要だと言われた。

どうやら、航空券を購入した際に預け荷物込みで予約したのは、サンフランシスコから成田への便だけだったらしい。

いや、そんなことないでしょと思ったけど、英語でのやり取りができない、、

幸い手荷物だけで対応できたので、預けるのはやめることに。

搭乗口に向かうと、そこには意外にも充実したお土産屋があった。

これまでの旅ではなかなか見つけられなかったアラスカらしいグッズが揃っており、オーロラとムースがデザインされたマグネットを購入。

また、ムースのフンがお土産として売っていたのでだけれど、なんと、それがホテル裏の湖で見たものと同じだった!

思い出に買って行こうかと思ったけど、検疫で引っかかって没収されたら嫌だなぁってことで買わず。

また、海外旅行ではいつもビールをお土産に買うのが恒例だったが、この空港のお土産屋さんにもアルコールが見当たらず。

結局、ビールを買えなかったのは少し残念だった。

こうして、フェアバンクスでの最後の夜が終わり、いよいよ帰国の旅が始めるのだが、予想外の事態となった。

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