スリランカ旅行といいつつ、内容はクアラルンプール観光。
というのも、スリランカへ行く(スリランカから戻る)際には、クアラルンプールを経由することになったから。
便によってクアラルンプールでの滞在時間は異なるが、自分は安くてクアラルンプールでの滞在時間も長い便を選んだ。
クアラルンプールでの9時間のトランジットでの観光の記録。
KLIA2からバトゥ洞窟へ
9時間のトランジットで、バトゥ洞窟とチャイナタウンを回るプランを考えたので、時間がかなりタイトだった。
7時間トランジットでバトゥ洞窟だけ行ったという人は見かけたので、最悪バトゥ洞窟だけ行ってチャイナタウンは諦めるスケジュールも組んでおいた。
ピンクモスクも有名な場所らしく場所的にも空港の近くだから9時間あれば余裕で行けたけれど、「インスタ映え」って感じに思ったのでピンクモスクはプランから外した。
5:10にクアラルンプールへ到着予定の便。
実際、何時に到着したか覚えていないけど、遅れたりはせずにほぼ予定通りだったと思う。
5:50くらいに空港発のKLIAエクスプレスに乗りたかったので、急いで向かった。事前にフロアマップを確認していたり、チケットを購入してあったので無事に予定の電車に間に合った。
入国審査もスムーズでアライバルカードの確認などもなかった。事前にオンラインで提出しておいたからだろうか?
ちなみに、空港でキャッシング(自分はデビットカードで引き出し)もしておきたくてATMに寄ったけど、空港にあったMaybankは停止中で使えず。
ほかにもATMはあったけど、平気な?ATMかわからなかったし(Maybankがおすすめかどうかは忘れた)時間もなかったし、KL Sentral駅にもATMはあるだろうってことで、空港での現金引き出しは諦めた。
あと、荷物預かり所は空港ではなく、KL Sentral駅のコインロッカーを使った。これは、空港の荷物預かり所の料金が高かったので。
KLIAエクスプレスの車内。
新幹線みたいにキレイ。
トイレも設置されていたけど故障中で使えず。空港へ戻るときに乗ったKLIAエクスプレスもトイレ故障中だった。同じ車両が行ったり来たりしてるのかな。
30分ほどでセントラル駅に到着。
改札出てすぐのところにやっぱりATMがあった。
う〇ちが漏れそうだったので急いでトイレへ。ちょうどよくコインロッカーの近くにあった。キレイなトイレだった。
ロッカーはDr. Lockerというやつ。画面に従って操作をしていけば簡単に預けられる。
注意点としては、荷物預け時に入力する電話番号と色を、荷物を回収するときに入力することになるので覚えるか控えておく必要がある。
あとは、ロッカーのサイズ。支払ってからロッカーが開いて鞄を入れる流れだから、サイズ選びを間違えてもお金は戻ってこない。
自分は30~40リットルのバックパックで一番小さいロッカーで大丈夫だった。小のロッカー代は10RM。
トイレとロッカーを済ませたら、バトゥ洞窟行きのKTMコミューターという電車の乗り場へ向かった。
セントラル駅は丁寧な看板があるし日本語が書かれているので、特に迷うことなく改札へたどり着いた。
近くにあったコンビニで水を購入。1.8RM。
改札の隣にある窓口でチケットを購入しようとしたが、係員がいない。
券売機で買おうかどうしようかとうろうろしていたら、いつの間にか係員がいたので窓口でチケットを購入することに。
事前に調べていた内容だと、往復でカードタイプ(Suicaみたいなやつ?)のチケットが12RMとのことだった。
なので、「バトゥケーブ。リターンチケット」って伝えたら、「リターンはない。片道だけ」って言われた。聞き間違いかと思って、リターンってもう一度行ってみたけどやっぱりないみたい。
結局、片道の普通の切符みたいなチケットをくれた。2.6RM。
予定通りに6:58セントラル駅発の電車に乗ることができた。時刻表はこちらから検索可能→Train Schedule。「KTM komuter timetable」とかで検索すれば出てくる。
日本語も書いてあって安心するホーム。
がしかし、電車が時間通りにこず。
時間がなくて、洗顔も歯磨きもせずコンタクトレンズもつけずにここまでやってきたのに。
バトゥ洞窟
結局、10分20分くらい遅れて電車はきて、BATU CAVES駅にも予定より遅れて到着。
駅に戻ってきたときに窓口に人がいなくて切符を買えないと困るので、バトゥ洞窟駅に到着したらまずは帰りの切符を窓口にて購入。2.6RM。
改札付近に自動券売機もあったけれど、Suica的なカードにチャージすることしかできないみたいで、自動販売機で切符を購入することはできなかった。
8:27の帰りの電車に乗る予定で、もともと1時間しかバトゥ洞窟の観光時間がなかったところがさらに時間が少ない状態でスタート。
早歩きで入口へ向かう。すぐ近くにあるって話だったけど、意外と入口がわかりづらくてグーグルマップを見ながら少し手こずりながら到着。
結果的には、駅出て右に行き、道なりに歩いていくと門があった。
グーグルマップで普通に経路検索すれば、正しいルートが出る。
車で訪問する人もいるようで、大きな道路沿いに入口の門があった。特に荷物検査とかはなくて、そのまま門から入って真っすぐ進む。
あれが見えてきた、、!
なんかテーマパークみたいな看板。と大量の鳩。
近くで見るとでかい。
そして、カラフルな階段。
この時点で7:53。気を付けながら急いで登る。
7:57登り切った。休まず進めば5分くらいで行けるみたい。
ずっと階段を登るわけではなくて途中に歩くスペースもあるせいか、意外と怖くなかった。階段から落ちても、あそこで止まるよねって。
そのまま洞窟の奥へ進む。途中いろいろあったけど、とりあえず一番奥まで。
8:01。多分ここが一番奥だった気がする。急いだおかげで15分くらいでここまでこれた。
帰りの電車まで25分ほどあるので、多少の余裕を持って駅へ戻った。
一番奥にあったやつ。
シヴァ神だっけ。
外からのぞいたメインテンプル。
カラフルな神様がたくさんいる。
メインテンプルの入口。
メインテンプルでは何分かおきにお祈りの時間があるみたい。偶然はち合わせて、外から雰囲気を味わうことができた。
時間がある人は、中に入って一緒に儀式を受けるといいと思う。
ちなみに、メインテンプルに入る際には靴を脱ぐ必要があるのと、入場料がいくらかかかる。自分のようにカラフルな階段をのぼって、洞窟の中を見るだけなら無料。
階段の踊り場から。
金色の像の後ろ姿。
入口の門の後ろ姿。
餌付けされている鳩と猿。
キレイでした。
入口の門。
洞窟の外観。
8:19。バトゥ洞窟駅のホームへ到着。40分くらいで戻ってこれた。
バトゥ洞窟駅発の電車も遅れているかと思ったけど、始発駅だからか時間通りに出発した気がする。
そういえば、マレーシアの電車は女性専用車両があったり車内での飲食が禁止だったりと、いくつかルールがあった。車内に注意書きがあるので、わかると思う。
KLセントラル駅に戻った後は、チャイナタウンへ。
チャイナタウンはrapidKLのLRTとかいう路線で隣駅「Pasar Seni」から徒歩。
券売機での購入方法がわからないのか、あるいは小銭がないのか、改札付近の窓口には外国人の列ができていた。
小銭しか使えない(というかお釣りがあまり用意されていない?)ことは調べてあったので、事前にお札を崩して小銭を用意しておき券売機でチケット購入。1.3RM。
券売機の操作方法は、はじめの画面で「LRT Kelana Jaya」のボタンで路線を選択し、「Pasar Seni」のボタンで駅を選択したら、あとはお金を投入すれば大丈夫。
ちなみに、投入できるお金は表示される。そんな細かいの持ってないよってときは別の券売機を試す。券売機によって中に入っているお釣りの具合は違うみたい。
切符は青いコインみたいなやつ。これを改札にタッチして電車へ。
チャイナタウン
パサールセニ駅に着いたら、時間もないのでさっそくチャイナタウンへ。
目的は屋台のハッカミー。
途中にあった、Kuil Sri Maha Mariamman。
關帝廟。外観のみ。
バザーみたいなのやってた。
チューブにおさまる猫。
ぺタリン通りに到着。
まだ朝の9時過ぎだけど、意外と開いているお店もあった。
写真を撮り忘れたけど、フードコートも普通に開いていた。
フードコートでもよかったけど、チャイナタウンで一番おいしいとおすすめしている方がいたハッカミー屋さんへ向かった。
店名とかないっぽくて、写真を頼りにそれらしき屋台を探す。
が、なかなか見つからず。時間もないので、グーグルマップで評価が高かったお店へ。
腰のまがったおばあちゃん。
「ハッカミー」って言うと、中国語?と英語がまじった言葉をしゃべられる。どうやらサイズを聞かれているぽかったので、「スモール」とか言ったと思う。
お世辞にもキレイとは言えない座席で待つ。
逆に期待が高まる。
そして、到着。スープもついてる。
肝心のお味の方は、
おいしい、、!
カップヌードルみたいなペラペラの麺に、塩だれが絡んでいる。なんというか、料理というよりは、おやつ感覚。塩味のスープもおいしかった。
これで8.5RM(280円くらい)なんだから、いいよね。
ここのお店のハッカミーも十分おいしかったものの、これがハッカミーの中でどれくらいのレベルの高さなのか気になる。
そして、チャイナタウンで一番おいしいというハッカミーが諦めきれず、もう一度探すことに。
と前へ進んだところに、見覚えのある看板が。
あった。すぐそこに一番のお店があった。
オープンしているのかどうかもわからない状況。とりあえずお店で作業をしていた女性にハッカミー。スモール。と声をかける。
返事はない。けど、そんな感じの接客なんだろうと思って、勝手に座席についた。
すると、しばらくして到着。
さきほどのものとはビジュアルが全然ちがう。ひき肉だけじゃなくてチャーシューものってる。
さっそく食べみると、うまい!
さっきのチープな感じもよかったけど、こちらはちゃんとハッカミー。ちゃんとしたハッカミーがどんなものか知らないけど、あきらかにおいしい。
塩味じゃなくて、醤油だれっぽい味つけ。チャーシューもやわらかくてうまい。チャーシュートッピングがあれば、追加したいくらい。
そんな感じで、2食目のハッカミーだったければ、ぺろりと平らげた。9.0RM。
店名とかないから、このお店であっているかわからないけど、ここらへんにあるお店。
写真を頼りに訪問してほしい。
目的のハッカミーを食べられたので、満足して帰路へ。
10時前だったので、まだ閑散としている。
ハッカミーが目的といいつつ、もうひとつ食べてみたいものがあった。
ドリアンである。
有名なドリアンスイーツがあるということで、パサールセニ駅へ戻る途中にそちらへ寄った。
「ハッピー・ミール」さん。タルトやケーキなどがおいしいスイーツ屋さんとのこと。
ドリアンのスイーツは、ドリアンタルトとドリアンパフがある。
ドリアンパフのほうがドリアンをより味わえるとのことで、ドリアンパウを買った。4個入りで9.0RM。1個での販売はなく、4個からしかなかった。
買う際に、英語でなんかいろいろ説明された。要冷蔵っぽいことを言っているんだろうなぁと思った。
時間がなかったから、わざわざグーグル翻訳を使わずに適当にうなずいた。けど、どうやら違ったみたい。
どうにか1時間でチャイナタウンを回った。
帰国
これで長かったスリランカ旅行とクアラルンプール観光はおわり。
KLセントラル駅へ戻ってバックパックを回収し、空港へ。
10:15にはKLセントラル駅へ到着。10:40 KLセントラル駅発のKLIAエクスプレスを予約してあった。朝きた場所に戻ればいいんでしょ?って余裕こいていた。
改札近くのラゲージロッカーで無事にバックパックを回収。そのまま改札に入ろうとすると、、、入れない。
おかしいなぁと何度かタッチしていると、偶然近くにいた駅員さんが「ここは出口。入口はあっち」と。
なんと入口の改札は違う場所だった。
少し焦ったものの、KLセントラル駅は日本語の看板がしっかりとあったので、それに従って正しい改札口へ向かった。地味に遠かったけど。
出発15分前くらいには着いたので、要冷蔵だから早く食べなきゃと思っていたドリアンパフを食べることに。
つめたっ
アイスみたいに凍っていた。
どうやらスイーツ屋さんの店員さんは、要冷蔵だから早く食べてって言ったんじゃなくて、凍っているから溶けてから食べて(冷蔵庫で〇時間くらいで解凍できる)って言っていたみたい。
ちなみに、ドリアンの味はよくわからなかった。
くさいということもなかったけど、甘くておいしいわけでもなく。どこかで嗅いだことのある風味がしたけど、それがなんなのかは思い出せなかった。
ドリアン食べたせいか、ハッカミーを2皿も食べたせいかわからないけど、便意に襲われた。
しかし、あと10分ほどで電車がきてしまう。
これに乗れなかったら、飛行機に乗り遅れるかも?
また電車のトイレが壊れていたらどうしよう、、
悩んだ結果、ホームにあったトイレへ向かった。
無事に用を足して、電車にも間に合った。ちなみに、電車のトイレはやっぱり故障中だった。
空港へ到着後、お土産をまだ買っていなかったので、急いでお土産を買いに。
世界一のインスタントラーメンだとかいう「Penang White Curry Noodle」(10.4RM)を購入。手荷物制限もあるのから1食分でよかったんだけど、4食分?しかなかった。
ちなみに、帰国後に食べたけど、本格的な辛さとカレーがおいしかった。4食分がすぐになくなった。
BOHって紅茶のteh tarikとchamってやつも欲しかったけど、これは売っていなかった。BOH自体はあったけど、だいぶ大容量だったので購入せず。
あとは、Beryl’s Chocolateで定番のTIRAMISUを購入。
いろいろなサイズや種類があったけど、定番の手頃なやつで。22.5RM。
時間もないし、機内持ち込み制限の7kgが心配だったので、お土産はこれでおわりにして搭乗口へ。
エアアジアのオンラインチェックインは済ませてあって、アプリで搭乗券もダウンロードしてあった。
けど、スリランカの空港では、チェックインカウンターで搭乗券を発券しなきゃいけなかったので、クアラルンプールでもチェックインカウンターで手続きしたほうがいいか悩んだ。
時間があればチェックインカウンターに行くけど時間もなかったので、そこらへんにいた係員に聞いてみると、アプリで大丈夫とのこと。
あと、荷物を測るやつもあって、そこで測ってみたら7.1kgだった。
チケットのことも重さのことも心配だったけど、とりあえずこのまま行ってみることに。
結果的には、大丈夫だった。スーツケースは重さを測られていたけど、バックパックは測られなかった。小さいバックパックで重そうに見えなかったこともあるかもしれない。
これであとは本当に帰るだけ、と安心していたが最後に飛行機の遅延が待っていた。
予定通りの飛行機でも22:35に羽田着で終電が危なかったのに、20分程度遅れてクアラルンプール出発。
けど、そのときは特に心配もせずに普通に飛行機で帰路についた。
エアアジアは機内食がない。
15時頃に出発で22時過ぎの到着なのでお腹が減ったし、現金が残っていたので機内で注文。
ワンタンヌードル。22RM。
メニュー写真が詐欺じゃね?と思いつつ完食。
テタリもつけた。7RM。
マレーシアのミルクティーみたいもので、これはおいしかった。
日本には、結局30分くらい予定より遅れて到着。
空港内をダッシュして、なんとか終電に間に合って帰宅できた。
こうして初めてのひとり旅も無事に終了。いろいろな場所に行き、人との出会いもあり、大変なこともあったけど、とても大切な思い出ができたと思う。
またどこかに行きたいな。