2日目
シギリヤロック
4時起床。当初は、宿からシギリヤロックまでは歩いて向かおうと思っていたが、オーナーさんからゾウの事故の件を聞いて、トゥクトゥクで行くことに。
宿からシギリヤロックまでのトゥクトゥクを5時に予約。(800ルピー)前日にオーナーさんが手配してくれた。5時前に部屋の外に出たら、ちょうど運転手さんがこちらに向かってきたところだった。
結果的には、ゾウに出くわすこともなくシギリヤロックへ到着。チケット売り場まで案内してくれた。
チケット売り場は5時スタートのようだったけど、すでに数名の観光客がいた。
運転手さんはお釣りを持っていなかったので、チケットを買ってお金を崩して、トゥクトゥク代を支払う。
トゥクトゥク代は800ルピー、シギリヤロックは11,160ルピー。シギリヤロックはカードやドルで支払うこともできるみたい。
真っ暗な中、スマホのライトを照らしながらスタート。
真っ暗なのでよくわからないけど、明るいときに見たら綺麗であろう池とかあった。
暗闇に浮かび上がるシギリヤロック。
迫力がすごい。
ちなみに、シギリヤロックの入り口はライオンテラスなんだと思うけど、そこまでも結構歩く。
暗くて危なかったような。
階段もたくさん登った先でようやくライオンテラスに到着。
全体像を撮ろうと、しゃがんで下からシギリヤロックを写真で撮った瞬間、太ももが攣りかけた。
やばいと思いつつ、そこで休んでても仕方ないかなぁと思い、ゆっくりと歩き続けることに。
歩くというか登る。ひたすら階段。
わんこもいっぱいいる。
高所恐怖症(歩道橋とか怖い)ので、慎重に登る。
だいぶ陽が出てきた。
キレイ。
てっぺんで日の出を見たいのであれば、ハイペースで登る必要があるかも。
あるいは、チケット売り場は多少早めから始まっているのかな?
手すりをしっかりと捕まりながら登り続け、無事到着。
相当強く手すりを握っていたのか、サビみたいなものがすごい。
てっぺんでしばし休憩。わんこも休憩してる。
見渡す限り自然で良い眺め。
遺跡の名残り?とかあったみたいだけど、そんなことすっかり忘れて、ぱっと見なにもなさそうだったので少し休憩したら下山することに。
そしたら、途中の下りの階段にわんこが寝転がっていて、またごうとしたら踏まれると思ったのかガルガル威嚇された。
狂犬病のワクチンを打っていないのでこわかったけど、犬がどく気配もないのでおそるおそるまたいだ。
あとでその話をオーナーさんに話したら、蹴っ飛ばせばいいんだよとか言われたけど、そんなの無理です。オーナーさん強い。
降りるルートみたいなものが看板で示されているんだけど、自分が降りる時間が早すぎたのか、まだ閉まっていた。
近くに係員?みたいな人がいたから、「閉まっている」と言ってみたけど伝わらなかったのか、あるいはあちらがなんか教えてくれたのかわかんないけど、結局そのドアを開けてはくれず、登ってきた道をそのまま逆走することに。
そのせいで、下り道にあるシギリヤレディとかは見られなかった。
時間のせいなのか、自分が訪れた日は閉鎖中だったのかわからない。
途中からはグーグルマップを開いて、エグジット・ウォークウェイと表示されている道を進んで出口へ向かった。
出口の近くには猿がたくさんいて、ビビった。この時はスリランカにきて猿を見たのが初めてだったから。けど、数日間スリランカにいると、当たり前のように猿は見かけるので、特に驚くこともなくなっていた。
シギリヤロックを出た後は、30分くらいかけて徒歩で宿に帰った。シギリヤロック近くのシギリヤロードにはちらほらと飲食店があった。自分は主に宿、あとはダンブッラで食事を済ませていたけど、シギリヤで食事することも可能。(ただし、観光客向けの味と値段のよう)
宿に戻ってあとはとりあえず朝食。偶然、日本人観光客の方がいらして、ご一緒させいていただいた。
テーブルに座っていると、勝手に朝ごはんが運ばれてきた。
バナナ、パイナップル、スイカ、マンゴー、パパイヤのフルーツ盛り合わせ。オムレツとココナッツロティorトースト、ストリングスホッパーで甘いのを包んだやつ、コーヒーor紅茶。
1日目と2日目で少し内容が違った。シェフ(オーナーさんの娘さん)の気分なのかな?
普通においしくいただきました。
朝食を済ませた後は、昨日寄れなかったダンブッラ石窟寺院へ。
シギリヤからダンブッラ石窟寺院へ
グーグルマップで調べたところ、宿の近くがバス停となっていて、たしかに屋根のある小さい建物があったのでそこで待つことに。
すると、向かいの店で働いているというトゥクトゥクの運転手から声をかけられる。
バスがいつくるか、本当にくるのかもわからず、時間に余裕があるわけでもなかったので、仕方なくトゥクトゥクで向かうことに。(2,500ルピー)
ダンブッラ市内(メインバスターミナル付近のことだと思う)なら2,000ルピーと言われたけど、そこから結構歩くことになるのでダンブッラ石窟寺院までお願いした。
ちなみに、ダンブッラ石窟寺院のチケット売り場に行きたいのであれば、ダンブッラケーブテンプルと伝える必要がある。
グーグルマップの口コミを見るとわかるが、ダンブッラ石窟寺院で表示される場所からチケット売り場までは坂を登ってから階段を降りなきゃいけない。
そもそもそこはダンブッラ石窟寺院ではなく、ダンブッラゴールドテンプルである。
ダンブッラゴールドテンプルは金色の像があるところで、石窟寺院とはまた別。なので、ケーブテンプルとしっかり伝えなきゃいけない。トゥクトゥクの運転手にも、ゴールドではなくていいか何度か確認された。
シギリヤからダンブッラ石窟寺院まではトゥクトゥクで20、30分で到着したかな。階段を登ったところにチケット売り場があるが、先にトイレを済ませることにした。
道路を挟んで逆側に無料のトイレがあった。看板があったのでわかるはず。
ただ、男性の表示のトイレには小便器しかなかった気がする。大をしたいときは、別のトイレあるいは女性のほうを借りることになるのかな?
用を足したあとはダンブッラ石窟寺院へ。
階段を少し登ると右手にチケット売り場。入場料は2,000ルピー。5,000ルピー札を崩したかったので5,000ルピーを出すと、細かいのはないか?みたいなこと言われた。
「ない」と伝えると、一旦下がるよう言われて後ろに並んでいるお客さんを先に対応していた。そのあと、無事に5,000ルピーで支払うことはできた。
チケット購入後もしばらく階段が続く。シギリヤロックに続き、階段をたくさん登ることになったが、さすがにシギリヤロックほどではなかった。
階段を登り終えると左側に寺院入口、右側に靴の預り所がある。
事前に靴下を準備していたので、靴を預けて靴下の状態で観光開始。ほかの観光客は裸足の方が多かった気がする。ウェブサイトやガイドブックによっては「厚手の」靴下を推奨しているのも見かけるけど、普通の靴下で十分だったし、裸足でもどうにかなったと思う。
入口を抜けると、右手に建物が続いている。下調べが足りなかったが、この建物が石窟寺院である。
よくわからずに歩いていると、建物入口にいる男性に手招きをされた。
ここから回っていけばいいのかなぁと思って向かうと、右手にミサンガのようなものを巻きながら、なにやら唱えている。
数秒して唱え終わると、チップをくれというようなことを言われた。
「聞いてないよー💦」みたいなリアクションをしたが、あっちも引かなかったので、仕方なく20ルピーだけ置いていった。その男性のいた奥には小さめ部屋があり、お祈り的なことをしていた人がいた。石窟寺院のひとつではなかった。
その後は順番に建物に入っていき、洞窟の中にいる大仏のようなものを見ていく。ひとつの洞窟自体はそれほど大きいものではなく、すぐに見終わってしまった。
寝ている大仏がいたり、大小さまざまな大仏が並んだりしていた。
水が溢れないという壺もあって、たしかに上から水がぽたぽたと落ちてきていて、少し感動した。
10:30から10:45の間はクローズしているようなので注意。
サクサク見たので30分もかからなかったような気がする。入ってきたところから、また出ていき、預けていたサンダルを回収。50ルピーだった。
靴預り所を右手にしながら、そのまま進んでいくとゴールデンテンプルにたどり着く。途中、分岐点があるので間違えないように。
自分は誤ったほうに歩いて行ったら、道にいた現地の人と思しき人が「そっちじゃないよ、あっち」って感じで教えてくれた。なにかの勧誘と思って無視するところだったので危なかった。
ゴールデンテンプルには、立派な金色の像があった。
博物館?にも入れるようだったが、特に興味もなかったのでスルー。猿がたくさんいて、落ちた果物を食べたりしていた。赤ちゃんもいた。
ダンブッラにきた目的はこの石窟寺院だったので、シギリヤに戻ることに。シギリヤ行きのバスが出発するバスターミナルまでは歩いた。
ダンブッラ石窟寺院からバスターミナル
途中、露店のようなものがあったり。
バスターミナルに到着したら、シギリヤ行きのバスを探す。奥のほうに停車していた。バス近くの案内人にバスの値段と出発時間を聞く。
出発まで20分くらいだったかな?時間があったので近くのATMに行くことにした。
グーグルマップを見るとシギリヤにもATMはあるようだったがホテルの近くにはなさそうだったので、ダンブッラのATMでお金を引き出すことに。
大通り沿いに何件か銀行が並んでいたと思う。
グーグルマップ通りにpeople’sbankがあったのでそちらを利用した。
ATMを利用するまでは大きなお札ばかりで細かいお札が出てこなかったらどうしようとか、カードが吸い込まれたりしたらどうしようとか心配していたが、結果的には空港のATMが使えなかったこと以外は何も問題なかった。
お金を引き出した後はまたバスに戻った。
シギリヤに戻って宿でランチかぁ、ちょっと高いんだよなぁ、ダンブッラのごはん屋さんもいろいろ調べたよなぁ
とか思っていたら、やっぱりバスを降りて、せっかくだからダンブッラのローカルなレストランに行くことにした。
ダンブッラでランチ
お店に入って目が合った店員さんに「Can I have curry and rice?」とか適当に話かけると、席に座って待っててみたいになった。
席を向かう途中に冷蔵庫のドリンクが目に入り、気になっていたジンジャービールがあったのでそれもお願いした。
ジンジャービールは生姜が効いていておいしい。ダンブッラから結構歩いてきたので、冷えていたのも良かった。
しばらくすると、ベジカレーがきた。
水もどうぞって感じで出してくれたけど、お腹が心配だったので水は飲まなかった。
カレーと付け合わせみたいなものがライスの乗っている。正直いうと、それぞれの味はあまり覚えていないけどおいしかったと思った記憶はある。
左奥にあるのがマリネみたいなもので、それ以外はすべてカレーだった。ベジでお願いしたから、具材はポテトや豆だったと思う。それなりに辛さもあった気がする。
手前にあるやつかな?納豆みたいな風味と粘りがあった。そういう食材なのかあるいは、、、と心配になったけどお腹を壊すことはなかった。
ライスのボリュームが結構あったこともあり、お腹いっぱいになった。
食べ終わったあとは、入口のショーケース付近のレジにて会計。(470ルピー)
トイレを貸してもらった。トイレは店の奥にある。普通にキレイだったと思う。
店内はキレイだし、ごはんも普通においしくてお腹いっぱいになって470ルピーなので、ローカルなレストランに行きたい方にはおすすめ。
ダンブッラからシギリヤ
カレーを食べ終わったのでシギリヤに向かおうとバスターミナルの方向に歩き出すと、トゥクトゥクの運転手に話しかけられた。
昨日のようなミスはもうしまいと適当にあしらっていると、なんと昨日のトゥクトゥクの運転手にまた会った。
今日は乗らないよと伝えると、さすがにあちらも二日連続で乗ってくれるとは思っていないようで、バス停を教えてくれた。
ちょうどさきほどのレストランの向かいあたりがバス停になっているようで、バスが止まっていた。
ダンブッラからシギリヤまでは100ルピーだった。昨日のトゥクトゥクの2,000ルピーと比べるとめちゃくちゃ安い。
無事にシギリヤの宿に戻ったあとは、3時にジープサファリの予約をしていたので、それまで休んだり準備したりして過ごした。
エコパークでジープサファリ
少し早めに待ち合わせ場所の屋上に向かうと、オーナーのさち子さんがいたのでしばらくお話ししながらドライバーの到着を待った。
ジープサファリまでは宿から30分ほどで到着。ほかにも観光客がいた。
しばらくすると、遠くのほうにゾウを見つけた。よく見ないとわからないレベル。
思ったようにゾウがいないものの、立った状態でジープに乗っているだけでなんかアトラクションに乗っているみたいで楽しかった。
ゾウを探している時間が長いなぁと感じていたが、写真を振り返ってみると10分おき程度では見つけていたみたい。
その後に見たゾウたちに比べると多少遠くではあったものの、それなりに満足していた。
周りの景色がきれいに見える丘へ到着。
その後、また再開。
すると、さきほどよりも近い状態でゾウを見ることができた。
車一台分くらいの距離まで近づいてきたりした。歩きながらうんちをぽとぽと落としているのが見えたり、げっぷが聞こえたような記憶もある。
赤ちゃんを連れた群れもいたりして、それは珍しかったようで、「ベイビー、ベイビー」とドライバーも教えてくれた。
はじめはなかなかゾウが見つからなくて正直心配したが、後半はたくさんのゾウを近くで見ることができてとても満足であった。
エコパークには18時くらいまでいて、その後宿に向かった。帰りにしぼりたてのフルーツジュースをおごってくれた。
とても楽しかったので、20,000ルピーに加えてチップ1,000ルピーを渡して解散。
岩見荘で夕飯
夕飯はまた岩見荘で食べた。
昨日はヌードルを食べておいしかったけど、今日はまた別のメニューを試そうと思いコットゥにした。
夕飯をご一緒させていただいた日本人観光客の方が飲みましょうと誘ってくれたのでビールも飲んだ。ライオンのラガーだったかな。
ビールの味はよくわからないが普通に飲みやすかったと思う。コットゥについては、自分にはあまりはまらない食べものということがわかった。
というのも、日本でもスリランカ料理屋さんでコットゥを食べたのだが、特においしいとは思わなかった。
ただ、日本ではなかなか食べられる料理ではないので、スリランカで一度試してみるのは良いと思う。
その方とは翌日の予定が同じような感じで、ふたりともシギリヤからキャンディまで行くスケジュールだったこともあり、ダンブッラまでは一緒にタクシーで行く約束をした。
自分はなるべく安く済ませたかったので、ダンブッラからキャンディまで予定通りにバスで行くことにした。