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フェアバンクスからの帰国:長い移動と体調不良との戦い

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長かったアラスカ旅行もついに帰国の日。

フェアバンクスを出発し、シアトル、サンフランシスコを経由して成田へと向かう。帰路は順調に進むかと思いきや、まさかの体調不良に見舞われ、長時間のフライトが一層過酷なものに…。

トランジットの合間に体を休めつつ、フライトを乗り継いだ。

しかし、ZIPAIRの機内では座席移動が有料だったり、フットレストがなかったりと、最後まで試練の連続だった。

そんなドタバタの帰国の様子と、帰宅後の体調の変化、そしてアラスカ旅行を振り返る。

フェアバンクス → シアトル:体調の異変

フェアバンクスからの帰国便は、定刻通りに搭乗開始。

しかし、乗客が全員乗り込んだあと、なかなか離陸せず、結局30分ほど遅れての出発となった。その間に、急に吐き気や頭痛が出てきて、体調が悪化。

もしかすると、機内の揺れや疲労の影響で酔ってしまったのかもしれない。

トイレに行こうかと思ったが、通路側ではなかったため動きづらく、そのまま座席で耐えることに。持っていた吐き気止めや整腸剤、酔い止め、解熱鎮痛剤を飲み、奥さんに膝枕をしてもらいながらどうにかやり過ごした。

機内食は行きと同じプレッツェルが配られたが、とても食べられる状態ではなく、アップルジュースだけを口にした。

早く到着してほしいと願いながら、シアトルへ向かった。

ちなみに、奥さんはまたオーロラを見つけていた。

いわゆる「カーテン」のようなオーロラ。とてもキレイ。

シアトル → サンフランシスコ:短いフライトと少しの回復

シアトルでは特に遅延もなく、スムーズに次のフライトへ。

行きのシアトル→サンフランシスコ間では機内食の提供はなかったが、帰りの便ではクッキーとドリンクが配られた。

奥さんが「ベルギー以来の味」と言っていたクッキーは、カリカリの食感で、ほんのりシナモンの風味がしておいしかった。ベルギー旅行でも食べたらしい。自分は記憶があやふやだったけど。

ドリンクにはホットコーヒーとミルクを注文したが、渡されたのは液体のミルクではなく、スティック状のクリーマーだった。

温かいコーヒーが体に沁み、少しだけ体調が回復した気がした。

フェアバンクス→シアトル間では食事ができる状態ではなかったが、ここで少しでも口にできたのは良かった。

サンフランシスコでのトランジット:長い待ち時間と重量オーバー

サンフランシスコでは約5時間のトランジット。

事前に詳しく下調べをしておらず、一度出口を出たほうがいいのか悩んだものの、看板を頼りに進むと、見慣れたチェックインカウンターのあるエリアへ到着。

結局、特に迷うことなく次のフライトの手続きができそうだった。

しかし、ここでも体調は万全ではなく、免税店などを見て回る気力もなく、ベンチに座って休むことに。

チェックイン開始の時間になったので、チェックインカウンターへ向かうと、手荷物の重量制限に引っかかってしまった。

フェアバンクスからサンフランシスコまでのように、キャリーオンで済ませようとしたが、重量オーバーだったため、結局1つを預けることになった。

その後、保安検査を済ませ、搭乗口近くのベンチで休憩。

まだ体調が回復しきっていないが、もしかすると空腹のせいかもしれないということで、奥さんがマンゴージュースを買ってきてくれた。

マンゴージュースを口にすると、微炭酸のようなシュワっとした喉越しで、マンゴーの風味が心地よかった。

ZIPAIRでは機内食の提供がないため、搭乗前に売店でドーナツを購入。これで少しでも体調が落ち着けばいいのだが。

サンフランシスコ → 成田および帰宅

ガラガラの機内と有料の座席移動

15:10、定刻通りに搭乗開始。機内はかなり空席が目立ち、周囲もガラガラだった。

通路側に座っていた隣の乗客が移動してくれるかなと期待していると、その期待通りにその人はCAさんに座席移動をお願いしていた。しかし、ZIPAIRでは座席移動は有料とのことだった。

アナウンスでも「移動には2,700円の追加料金がかかります」と案内されていた。隣の人もさすがに高いと感じたのか、結局移動せず。そのまま狭い座席でのフライトとなった。

これまで利用したアラスカ航空では、重量オーバーについて指摘されることもなく、空いている座席で寝ている人もいた。しかし、ZIPAIRは格安航空のため、細かいルールがしっかり適用されるようだった。

帰国のフライトは過酷だった

サンフランシスコから成田までのフライトは、控えめに言ってもかなりしんどかった。体調は相変わらず優れず、眠くなることもなく、ただ座ってじっとしている時間が続いた。

ZIPAIRにはフットレストがないため、足の位置が定まらず余計に辛かった。途中、さすがにお腹が減ってきたので、機内食を注文。

優しい味わいで、体にしみるようだった。

「最悪のフライトだなぁ」「次回はお金を払ってでも通路側の席を指定しよう」と考えながら、ようやく長い飛行機の旅が終わった。

帰宅後、体調不良の原因を考える

成田から自宅へ戻る道中も、体調はなかなか回復せず。念のため熱を測ってみると、37℃を超えていた。

翌日の仕事は午前中休みをもらい、午後から出勤。その後もOS-1やジュースなどで過ごす日が数日間続いた。

原因ははっきりとはわからないが、オーロラ探しのときに暖かい部屋と寒いベランダを行ったり来たりしたことが影響したのかもしれない。体力のなさを痛感するとともに、今後予定しているタイトな旅程が少し不安になった。

旅を振り返って

今回のアラスカ旅行では、極寒の地での生活やオーロラ鑑賞、雪に包まれた静寂の森の中を歩くという貴重な体験ができた。

一方で、帰国時の体調不良や、フライトの厳しさも含めて、旅には思いがけないハプニングがつきものだと実感。

それでも、あの幻想的なオーロラや、広大な雪景色は、間違いなく忘れられない思い出になった。次にアラスカを訪れるときは、もっと快適に過ごせるよう、万全の準備を整えて挑みたい。

こうして、長い長いアラスカの旅が幕を閉じた。

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